江古田鐵道 DCC&HOのブログ

DCCとHOゲージのブログです 車両は旧国鉄中心です

2019-01-01から1年間の記事一覧

Schedule、Dispatcherの作成(3) 衝突防止の仕組み

動画を見ていただくと、列車が自動的に停車し衝突を防いでいるのがごらんになれたと思います。なぜPCで自動運転すると衝突しないのでしょうか? 基本的な仕組みは実際の列車と同じ仕組みを使っています。実際の列車では「閉そく区間」という考えで作られてい…

Schedule、Dispatcherの作成(2)

今回は前回に引き続き残り二つのScheduleを解説します。 まずSchedule "ISM to ISM"です。4両編成の485系100型が内周をBlock "ISM" を出発しBlock "IE" "IN" "IW" を通過し、出発Blockの "ISM" に戻り停止します。 図 Schedule "ISMtoISM" 3番目のScheduleは…

Schedule、Dispatcherの作成(1)

前回はBlockの話を主にしましたが、今回はPCで自動運転するための基本であるSchedule、Dispatcherについて記します。 まず、Schedule、Dispatcherを作成する前に、作成の前提となるTrainController起動時のSwitch Boardの状況を下図に示します。 図の上部(…

やっと全ての問題が解決しました

前回投稿後いろいろな問題がありましたが、最後まで解決できなかった問題はBlockの一つが常時在圏信号を出していることでした。このBlockは故障が発生していたBDL168を使っていたためBXP88の追加購入を検討していました。ところがある時接続していた隣接のポ…

所有しているDCC機器

前々回、トラブルについて記しました。その後、米国のDCC関連商品の通販サイト、Litchfield StationにDigitraxのEVOD Evolution Advanced 5A/8A Duplex Starter Set とBXP88 LocoNet Occupancy Detector, 8 Detection Sections with Transponding and Power …

キハ58系急行列車の併結、分割をDCCで再現

HOゲージ キハ58系 併結、分割 天賞堂のキハ58系を使って、昭和40年代によくみられたディーゼル急行の併結、分割をDCCで再現しました。 キハ58(M車)はDCC対応ですがキハ28はデコーダーを積んでいないため、前照灯と尾灯の点灯が切り替わりませんが、アンカ…

トラブル続発

前回5月10日に書いて以降、トラブル続発でブログの更新どころではない状況でした。 まず故障したのがDCS100コマンドステーションです。DCSのLED表示は正常ですがDT400スーパースロットルを接続しても何も表示されません。どうもLOCONETが正常に作動してい…

DCCをPCで制御し、試運転中です

https://youtu.be/aWJ_8jj2_TU DCCをPCで制御し、Quantum搭載機D51とDD51で試運転中です。 画像 1 PCの配置とTrainControllerの画像です PCは古いXPのDynabookです。XP機はセキュリティの問題がありますが、このPCではWiFiの電源を物理スイッチで独立に切る…

試運転を始めました

線路の敷設を終わり、配線も終わりました。PCとの接続も順調でTrainController(Ver.9)を使った試運転も始めました。 画像 1 DCC機器との接続状況(DCS50Kとその電源は使っていません) DB150のLOCONETコネクターBに接続している白いケーブルが隣室のPCに接続…

配線の終了と所有しているDCC機器

配線を終了しました。 配線は土台の裏にクリップを設置して行いました。 配線はBDL168かDB150に繋ぎ込むため、一カ所に引き出す必要があります。画像 2にコードが乱雑に置かれていますが、この後きれいに整理して繋ぎ込みます。 画像1 土台裏配線の状況 DCC…

線路の敷設が終わりました

4月21日にやっと線路の敷設が終わりました。 試験運転の為、暫定的にフィーダーを延長コードと分岐コネクターで接続しています。 最終的なレイアウトは画像1の通りです。 灰色の部分が土台で、基本は長さ900mm、幅は450mm又は300mmで床面からの高さは約4…

レイアウトの検討(5) レールの整備(2) 試験走行

レールの清掃・整備を行った部分から試験走行をしています。試験走行には天賞堂のQuantum搭載機DD-51を使っています。Quantum搭載機だとエンジン音等の音が常時出ていますので、他の作業を行っていても音が止まったことで異常を容易に検知できます。また、DC…

レイアウトの検討(4) レールの整備(1)

新品のレールであれば即設置しても全く問題ありませんが、10年以上も設置されていた線路では十分に清掃しなければ後で大変なことになります。新品のカント付きのレールは、デジタルテスターで測定してもせいぜい0.1Ω以下で通常は0Ωです。ところが古いレール…

レイアウトの検討(3) 土台の作成(2)

レイアウトの最外周となる土台が完成しました。 最外周の長辺長さは約4,950mm、短辺長さは約3,150mmで、壁面とは50mm~150mm(窓側)程度開けてあります。 画像1の左手手前に窓が(前回の写真参照)になります。正面右手は元々扉付きクローゼットですが、扉…

レイアウトの検討(2) 土台の作成(1)

これまでレイアウトを自室の床に直接作ってきました。 大きな問題は床の掃除がままならないことでした。特に組立ラック(商品名ルミナス)の下部に設置したレールは掃除機のヘッドも入らず、レールの掃除にはレイアウトを一度分解するしかありませんでした。…

レイアウトの検討(1) 使用レール

新しいホビールーム用にどのようなレイアウトにするか、検討しています。 所有している車両は全てHOゲージですが、このHOゲージの呼称そのものにもいろいろな課題があるようです。問題を単純にすると、レールの軌間と縮尺(スケール)の問題に帰結します。 …

自己紹介

HOゲージで20年以上遊んできました。15年程前から、DCC化してきました。DCCはDigitraxを使用しています。DCS210、DB210、DBL168等を使用しています。また、Railroad & Co. のTrainControllerを使用しPCでの自動運転も試みました。 当初のDCC車両は、カトーや…