江古田鐵道 DCC&HOのブログ

DCCとHOゲージのブログです 車両は旧国鉄中心です

自動運転 6列車の自動運転(1)

久しぶりにブログを書いています。

皆さんに自動運転をどのように実現するか順序だてて説明するつもりでした。しかし、多くの方に興味を持っていただくためには実際の自動運転をビデオで見ていただくのが早いと考え直し実際のビデオを作ってみました。

 

現在のレイアウトは大きく二つの部分に分けられます。

Layout_Baseは基本の複線ループで図の上部は2面4線の駅を想定しています。駅の部分は2層構造の上部になります。

Layout_Base

もう一つは留置線3線に接続するLayout_Yardでヤードに接続する手前に1面2線の島式ホームを設置しています。

Layout_Yard

OSMやISS1等はブロックにつけた名称です。OSMはOuter South Mainのつもりで、外廻り南本線を意味しています。ISS1はInner South Sub のブロック1のつもりで、内廻り南分岐線のブロック1を意味しています。同様にYard線は最初にYをつけY1EはYard 1 Eastのつもりでヤード線1東を意味しています。ブロック名の近くの線路が青くなっていますが給電場所を表しています。なおポイントへの給電場所も青くなっています。また橙色の線路は線路端のどちらかが絶縁ジョイナーになっていることを示しています。ヤードの東側にも設置されていますが、記載忘れです。

S001はポイントのアドレスです。

SwitchBoard1

SwitchBoard1はTrainContllolerのメイン画面でレイアウト全体を表示しています。実際のレイアウトではヤード部分が2層構造の下部になりますが、SwitchBoardでは画面上部に表されています。
SwitchBoard1はTrainContllolerのTimeTableが起動する前の状態で、ブロックが赤くハイライトされ列車名が表示されているブロックに列車が在圏していることを示しています。これらのブロックから各列車が出発します。

 

今回は手持ちのDCC機から次の6列車を選びました。

No.1 9600(天賞堂)牽引の2軸貨車、LokSound5(タクマ貿易音源)

SwitchBoard1ではBlock YSSに"9600"と表示されています。 

No.2 583系TOMIX)5両編成(2M3T)、LokSound5(DesktopStation音源)

SwitchBoard1ではBlock OSMに"はつかり"と表示されています。

No.3 EF-81(KATO)牽引 4両編成北斗星、LokSound5(DesktopStation音源)

SwitchBoard1ではBlock ISMに"EF81 98"と表示されています。

No.4 キハ58(天賞堂)2両編成(1M1T)、QSI

SwitchBoard1ではBlock ISS1に"キハ58 621"と表示されています。

No.5 キハ58(天賞堂)2両編成(1M1T)、QSI

SwitchBoard1ではBlock ISS2に"キハ58 545"と表示されています。

No.6 キハ58(天賞堂)3両編成(1M2T)、QSI

SwitchBoard1ではBlock OSSに"キハ58 508"と表示されています。

 

これらの列車を選んだ理由はいくつかあります。

まず新たにDCCを搭載するのにそれなりの時間がかかるため、DCC既搭載車両であること、DCCDecoderの種類が偏らないこと、車両メーカを複数にすること等です。

今回のレイアウトには2%と3%の傾斜があり、一部はカーブになっています。某社の車両は直線では傾斜があっても問題ありませんが、カーブで極端にスピードが落ちるものがあります。

TrainContllolerではTimeTableが車両のスタート時刻を決めていますが、スタートした後はScheduleに従って加減速、停車、汽笛鳴動等の動作が決まります。しかし、TimeTableは1分単位になっておりできるだけ多くの車両を同時に動かすためには不十分です。このためTimeTable上では3列車が同時に出発する様にして、それぞれのScheduleでDelayを設定して出発時間を秒単位で制御しています。

以上の状況でビデオ撮影したものをYouTubeにあげました。興味のある方はご覧ください。車両の室内灯の一部不点灯、DCCを搭載していない車両の前照灯・尾灯の点灯違い、等々細かい調整が不十分であることはお許しください。

またビデオ撮影はそれぞれ異なる時点で行われたため(一人で複数のカメラで同時撮影は困難)、背景が微妙に異なる場合があります。各ビデオは汽笛鳴動等を基準に時間軸を合わせています。

ビデオは約14分ほどです。

 

youtu.be