江古田鐵道 DCC&HOのブログ

DCCとHOゲージのブログです 車両は旧国鉄中心です

試運転を始めました

線路の敷設を終わり、配線も終わりました。PCとの接続も順調でTrainController(Ver.9)を使った試運転も始めました。

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                                画像 1 DCC機器との接続状況(DCS50Kとその電源は使っていません)

DB150のLOCONETコネクターBに接続している白いケーブルが隣室のPCに接続されています。

 

 

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        画像 2  BDL168の裏面、13ブロック分の配線です

 

BDL168を使うことにより、PCコントロールでブロック単位で発信、停止など自動運転が可能になります。まだスケジュールを作っていませんので、現時点ではPCで運転と言ってもマウスを使った手動運転です。

現在は、天賞堂のQuantum搭載機、D51DD51で低速運転で問題が無いか点検しています。配線に微妙な高低差があり、中速以上であれば問題ないものが低速ではD51の動輪が微妙に浮き上がり空転が認められました。空転する部分に1mm厚のゴム板を挿入して解決しています。

SCARMで計算した外回り主回線の総延長は16,539mm、内回り主回線は15,864mmとなっています。しかし、ポイントの計算に分岐側の分も入っているようで、一カ所当たり99mm長く計算されているようです。また内外の渡り線部分はポイントの両側が計算に入っていました。従って実際の総延長は外回り主回線で14,000mm程度ではないかと考えています。HOゲージのスケールが1/80ですから、実機では11.2Kmに相当するとみています。DD51で低速運転すると、一周40分以上かかります。実機の速度で見ると時速17Km弱となります。D51と比較すると、同一ノッチでD51が早く走ります。両機は共にQuantum社のデコーダを搭載しており、CV値も同一であれば、おそらく、モーターの性能差、減速比の違い、個体差等の理由が考えられます。TrainControllerで最高速度をカタログ値のD51で85Km、DD51で95Kmに設定した場合、どのようになるのか興味のあるところです。

いずれにせよ、DCCで運転するのは初期設定のまま使う分には通常のDC運転とほとんど差がありませんが、CV値を変え加速度を変更する等大変多くの変数を変えることができるため大変奥の深い運転が体験できます。もちろんPCによる自動運転にもこれまで以上に挑戦していきます。(5/8 修正)