扉開閉灯の設置
前回、583系にESU、LokSound5、NGDCCのDF19x4bpの設置について掲載しました。
DF19x4bpのFunctionが2つ余っていたので、扉開閉灯の設置を思い立ち、485系の先頭車両1両に扉開閉灯を設置しました。
TOMIXの583系には赤色のプラスチックを差し込む形で扉開閉灯が表現されています。これを点灯させるため、赤色チップLED(サイズ1005)を赤色プラスチックの裏に設置しました。ピンバイスで1mmΦで0.1mm程の深さに穴を広げLEDを設置します。1mmで貫通すると附属のプラスチック製扉開閉灯がすり抜けてしまいます。
まん中が附属のプラスチック製扉開閉灯、右が設置したチップLED
設置した扉開閉灯の点灯状況
TrainControllerで運転する場合、いくつかの問題があります。
まず、DF19x4bpはFn設定が12までしか使えません。LokSound5では、初期設定で既にF12まで設定されています。このためF11を設定し直し使わないようにします。一方DF19x4bpでも初期設定を変更し、F11で扉開閉灯を制御できるようにします。これらの設定はCV値の変更で設定しています。
次に、LokSound5は車掌の手笛がなり扉が閉じる音が聞こえます。この二つの音は一連で鳴るように設定されています。従って手笛の次に扉開閉灯を消灯すると手笛が鳴っている間に扉開閉灯が消灯してしまいます。このため、手笛が鳴って扉開閉音が鳴るまでの時間を測定し、Timerをその時間で設定し、その後に扉開閉灯が消灯するようにしました。停車する場合も同様ですが、停車の際はCV4(Deceleration)で減速し停止後扉開閉音が鳴るよう連で設定されています。従って停止信号送出時から扉開閉音が鳴るまでの時間を測定し、同様にTimerを設定します。
動画はYouTubeにあげています。チャンネル名は江古田鐵道です。