江古田鐵道 DCC&HOのブログ

DCCとHOゲージのブログです 車両は旧国鉄中心です

TOMIX 583系をDCC化

2004年に購入し眠ったままになっていたTOMIX HO-019 583系のDCC化をしました。

これまで自分でDCC化したのはTOMIX485系やED58等で、DecoderはDigitraxが主で走行系中心でした。サウンドを自分で組み込んだことは有りませんでした。

その後は主に天賞堂のQuantum®搭載機を買ってきました。手軽にDCCを楽しめるのは良いのですが、Decoderの乗っていない車両は前照灯・尾灯が常時点灯するなど不満はありますが、SL、DLはサウンドがあると随分印象が変わります。

今回初めてDesktop Station様からLokSpund 5 micro(Next18)を購入しました。ExpBoard Next18を使うことで比較的容易にDCC化が出来ました。

音源はオープンサウンドデータからMT54・国鉄185系特急電車をD/Lして使っています。

動力性能を実機に近い形になるようにCV値が設定されており、非常にスムーズな加減速がされます。ただし、通常のDCC搭載機と異なり例えば40Km/hからスロットルをゼロにしても、停止するまでには2メートル近くかかります。発進についても同様で、スロットルをゼロから40まであげても車両はゆっくりとスタートし40Km/hに達するのに1.5m位かかります。この為停止している先行車両に近づいてスロットルをゼロにしても追突してしまうことがあります。運転には実機並みのこつが必要です。

TrainControllerで運転する場合には別の問題もあります。所定の位置で停止させようとスロットルをゼロにもどしてもすぐには停止しないことは同じですが、停止後汽笛を鳴らしたり、扉の開閉をする場合、通常であればスロットルをゼロにした後に汽笛や扉開閉を設定すれば問題ありませんが、この583系では停止する前に汽笛や扉開閉が実行されます。この為TrainControllerでは停止後の操作にDelayを設定し、停止までの時間を設定しています。

2M3Tの形で運転を開始しましたが、クハネ583(先頭車両)の前照灯・尾灯が両方点灯するのが気になりだしました。過去に485系の先頭車両に組み込んだLenzのLF100XFが1個有ったので1車両に設置しきちんと点灯するようになりました。もう1両のクハネ583に組み込むためネットで調べてもLF100XFを販売しているのが見つかりませんでした。2004年にクマタ貿易で購入したもので、既にディスコンになっているようです。永末システム事務所がデコーダを作っているのは知っていましたが改めてネットで調べるとDF19x4bpが両極性の機能を持っていることを見つけ購入しました。

小型のFunction Decoderで運転席後部の壁に収まり設置は容易でした。ところが前照灯は点灯しますが尾灯が点灯せず調べたところCV36 FX2設定がF1で点灯するようになっていることが判明。CV値を113から112に設定変更し問題は解決しました。

DF19x4bpは4Functionなので、扉開閉灯をつけてみようと思い立ちました。これが一筋縄ではいかず苦労しました。

次回は扉開閉灯について書きます。

 

 

 

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