江古田鐵道 DCC&HOのブログ

DCCとHOゲージのブログです 車両は旧国鉄中心です

ポイント通過時ショートが発生

レイアウトが一応完成し自動運転も始めたら、ポイント通過時ショートが発生し時々停止が発生。TOMIX485系はヤードではポイント通過の度に停止するので調査を開始したら、ポイント通過時、M車の通過時ショートが発生しスパークすることもあることを確認。調べたら下図の通過側と分岐側の交差する部分の左側で発生していることを確認。よく見ると交差部分の左右で明らかに左側のギャップが狭いことを確認。写真ではよくわからないが、左側の交差部分に明らかにスパーク痕と見られる変色が確認できた。分岐側に茶色のラッカーを爪楊枝で塗り解消。ラッカーを塗るためレイアウトの上層土台2つを外す。TOMIX485系583系は問題ないことを確認したが、天賞堂のC62お召し機は問題解決出来ず。

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KATO6番ポイント拡大写真

 

 

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                                        ショート時の線路間抵抗値(12.1Ω) 

 

C62がショートで停止した時の線路間抵抗値は12.1Ωとなっていました。通常はMΩ台です。485系のショートと異なり、一旦ショートすると車両に触ってもショートのままで明らかに原因が異なると考えられます。またショートは停止位置から見て炭水車にあるように思えました。そこでC62の線路面を見て、他のD51炭水車と明らかに異なっているのがわかりました。

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天賞堂C62形25号機の炭水車

写真から明らかなように炭水車の右側(写真では上)車輪に他の炭水車には見られない部品が着いています。どうもこの部品がポイント通過時にショートを起こしているようです。残念ながら解決法はわかりません。ポイントをある程度の速度で通過させれば一旦ショートしますが即ショート区間を通過し走行できることから特段の対応は取っていません。

今回のショート問題で気がついたことがあります。レイアウトの拡張のため追加で購入した6番ポイントと20年前に購入し使用してきた6番ポイントに微妙な差があることに気がつきました。485系もC62も新しいポイントではショートがほぼ確実に発生しますが、古いポイントでは発生が希なことです。どうも分岐側の線路高が微妙に異なっているような気がします。